快適なベッドルームで心地よい休息をとるために必要なこと

快適なベッドルームで心地よい休息を取るために必要なこと
家をたてたい
マリコ

いま賃貸住宅に住んでいるんだけど大きな悩みがあるの。それはベッドルーム。今住んでいるの賃貸住宅は部屋数も少なくて物置状態になってしまっていて快適な睡眠が得られないわ。それ以外にもどうも快適じゃない感じがするの。熟睡出来ている感じがしないというか。ばかばかしい悩みかもしれないけど…..

 

設計士
オジー

ばかばかしい悩みなんかじゃないさ。人は人生の1/3は睡眠して過ごす生き物だから、それを司るベッドルームはとても大事なものなんだ。だからマリコさんの悩みは痛いほど分かるよ。

 

家をたてたい
マリコ

ありがとうございます。でもそれなら理想のベッドルームを手に入れるにはどうしたらいいのかしら。叔父さん、今回も教えてもらえるかしら。

 

設計士
オジー

了解。今回はベッドルームについて説明しよう!どんなベッドルームが理想か経験を踏まえて説明するから良く聞いてね!

 

オジーの言う通り人は生涯の1/3をベッドで睡眠を取ることに費やします。皆様がご存じの通り寝室は住宅の中で睡眠と休息に当てられる部屋で、日本では古来からベッドの代わりに畳の上に押し入れから布団と掛け布団を出し、床に敷いて睡眠していました。一方西洋では洋室にベッドを配置して寝室としていました。古くからベッドルームには工夫が施されていて、歴史上最も有名な寝室はオデュッセウスの作った寝室と言われています。この寝室に施された工夫はオリーブの大樹を切り倒して、その切り株を切り抜きベッドとしたことでした。現代では日本でも西洋風の寝室が浸透していて、各注文住宅メーカーは快適に過ごせるよう工夫を凝らしたベッドルームをそのラインナップに入れています。そこでどんな点に気をつければ理想の寝室に近づけるかお届けします。

ベッドルームのレイアウトで守るべきこと

1.広さ
ベッドルームの広さは配置するベッドによって変わってきます。ベッドには以下の5種類があります

セミシングル

小さな体型の一人サイズで横幅およそ80cmです。

シングル

基本の一人用のサイズで横幅およそ90-100cmです。

セミダブル

大きな一人用のサイズでゆったり寝たい人や大きな人用です。横幅は120cm前後となります。

ダブル

横幅およそ140cmの二人用の最低サイズです。小柄な大人二人用が寝られるサイズです。

クイーン

160cm~180cmぐらいの広いベッドで大人二人でゆったり寝れるサイズです。

キング

最大のベッドがキングサイズです。180~200cmあり、シングルベッドを2台並べた幅です。

キングサイズのベッドを置く事まで考えると部屋の広さは最低8畳は必要になります。

2.ベッドの配置

部屋の快適空間を演出するには単純な広さだけでなく、ドアや窓、家具に至るまで考えなければいけません。ドアや窓は開いていると外から見られている気持ちになり落ち着きません。そこでドアや窓から出来るだけ遠い距離にベッドを配置します。またドアの直線上にベッドがあると、これもまた見張られている気持ちになってしまいます。そしてビルトインタイプではないクローゼットなどの家具も開いていればすっきりしなく気持ち悪さが残ります。最低限ビルトインのクローゼットと化粧台だけを残して出来るだけ寝室からは家具を減らす事がお勧めされます。

意外に見過ごされがちなのが窓の位置で、朝の光を浴びることが出来るので頭上にあった方が良いと考える方がいますが、これは窓からの空気を取り込んでしまい温度が変化してしまうので避けた方が賢明です。

上の写真のように壁際にぴったりベッドをつけて両サイドから行き来出来るのが理想の配置と言えるでしょう。

3.配色

色は人の睡眠に十分に作用します。避けるべきなのは視覚的に興奮作用がある赤い部屋です。こうなっていると熟睡が出来ず質の高い睡眠がとれません。理想は沈静作用のある水色や安心を感じさせる緑です。

4.災害に備える

災害時に寝室にいた場合は無防備です。倒れて来る家具の延長線上にベッドに置かれていると家具の下敷きになってしまいます。ベッドの延長線上には家具を置かないようにする。やはりクローゼットは家具タイプのものを置かず、ウォークインで対応するなどの工夫が必要になります。

5.寝室に置くと良いもの

家具は最低限に減らすとなれば、逆に寝室に置くと良いものは何でしょうか。それはホテルの寝室に答えがあります。ホテルの寝室には必ずと言って良いほどナイトテーブルが配置されています。ナイトテーブルは眼鏡、腕時計、飲み物などを寝る前に置くスペースとして作用します。さらに眠りを誘うアロマを置くといった工夫を凝らした使い方も出来ます。

観葉植物は空気を綺麗にする作用があります。更に動的でない静的な絵画は気分を落ち着ける効果があります。

6.寝室に置かない方が良いもの

余分な家具を置かない方が良いのは前述した通りですが、パソコンやテレビは画面から発生するブルーライトは眠りを妨げてしまう為、置かない方が良いでしょう。
アクアリウムとして水槽などを置く人がいますが、水槽は濾過装置のモーターの音がうるさい為深い眠りを得ることが出来ません。鏡は風水上からみて良くないとされており、精神的にも自分の寝姿を写してしまうため良くないとされています。

7.照明

寝室のライトは穏やかな照明がお勧めされます。というのも強い光は神経を高ぶらせてしまうからです。日々の生活の緊張をほぐす為に柔らかい光を選ぶと良いといわれています。一般的な天井に設置する蛍光灯は寝室ではあまりお勧めされません。照明に関してもホテルにヒントがあります。足下のあかり=足元灯を採用すると部屋の落ち着きとともに高級感がますのです。足元灯でなくてもベッドの近くに設置するスタンドは出来るだけ低めに設定しましょう。

家をたてたい
マリコ

なるほど。ベッドルームに家具を置かなければすっきりするのね。風水上のことや精神上のことも考えに入れるのね。風水で気になったんだけど北枕ってどうなのかしら。よく北枕は風水上良くないって言われるわ。

 

設計士
オジー

北枕は風水上良くないとされているけど、科学的には良いという結果が出ているんだ。ある幼稚園で園児を10人ずつ北枕と西枕で寝させてどちらが深い眠りに入るか実験したことがあったんだけど、風水上良くないとされている北枕で寝た園児は10人中10人がすやすや良く眠ったんだ。でも西枕で寝た園児は10人中3人しか深い眠りに入れなかった。このことから北枕は科学的にも良い物だとされているんだ。

 

家をたてたい
マリコ

そうなのね!そんな実験結果があったなんて驚きです。

 

まとめ

ベッドルームを作るときは大切にしなければいけない要素が様々あります。

広さ
最低8畳

ベッドの配置
壁際、ドア窓の延長線上に掛からないように

配色
理想は寒色の水色か、精神を落ち着ける効果のある緑

災害への備え
家具は出来るだけ置かない

寝室に置くと良いもの
ナイトテーブルと観葉植物

寝室には置かない方が良いもの
パソコンやテレビ

照明
ライトは明るい蛍光灯ではなく穏やかな照明
足下を照らす光はホテルで見られるようなライト

新しく注文住宅を購入した場合は以上の点を踏まえた寝室作りをして快適な睡眠が得られるような部屋作りをしましょう。決して楽なものではないかもしれませんが、人生の1/3を過ごす寝室を作り込む事はそれほど重要となります。さらに災害の時に慌てる事の無いように部屋作りが出来るので本記事で挙げた大切にしたいことを意識しながら部屋作りをしていくことは重要であると言えます。