北欧スタイルの家ってどんな感じ?

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マリコ

「北欧スタイルの家」と聞くと、おしゃれで木の温もりを大切にしたイメージがあるけど、具体的にはどんな家のことを言うのから?私の周りでは北欧スタイルのインテリアを趣味にしている人もいて、どんなものか気になっていたの・・・

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確かにすごくおしゃれで洗練されたイメージがある北欧スタイルだけど、実は根底では意外と日本の文化に近い考えも根付いていて、日本の風土に馴染む部分も多いんだよ。インテリアも人気があって、木の良さや自然の風合いを活かして、居心地の良い空間を作るにはぴったりなんだよ。

「憧れの家」の代表として挙げられることの多い「北欧スタイル」ですが、実際にはどのような家のことを指すのでしょうか?特に冬は寒さが厳しい北欧では、自然と共存する様々な工夫が家づくりにも活かされています。北欧スタイルについて詳しく知ることで、四季の移り変わりのある日本における家づくりへのヒントが見つかるかもしれません。

北欧スタイルの家の特徴

北欧スタイルの家の特徴として、どのようなものが挙げられるのでしょうか?それを紐解くことで、厳しい北欧の環境に適応するための工夫を随所に見ることができるはずです。そうした工夫の数々は、四季の移り変わりによって住環境がめまぐるしく変化する日本でも大いに応用可能なものであることが見えてくるでしょう。

高気密・高断熱

北欧スタイルの家を語る上で、このキーワードを避けて通ることはできません。スウェーデンやフィンランドなどの北欧では、地域によっては気温が大幅に下がるところもあり、厳しい自然環境に耐えられるだけの家づくりをしていく必要があります。

寒い地域にも関わらず、一年中隙間風が吹き込み、多感温度が極めて低い家だったらどうでしょう?「快適な空間」を確保することはおろか、そこに家族の笑顔は生まれず、暮らしていくこと自体が苦痛そのものになってしまうでしょう。

「温かい部屋の中で家族団らんのひと時を楽しみたい」という、人間にとっては当たり前の欲求・希望を北欧地域で具現化したものが「北欧スタイル」なのです。北欧地域の厳しい気候を考えると「高気密・高断熱」の家を作ることはマストなことであり、人々が厳しい自然と共存しようとしてきた姿勢を見て取ることができるのです。

自然の風合いを大切にした外観・インテリア

北欧スタイルの家は基本的に日本の住宅と同じ木造建築が主流です。「北欧」と聞くと多くの人は「森」や「湖」のような「自然」をイメージするかと思われますが、まさにこのスタイルが誕生したスウェーデンやフィンランドなどの北欧は、「大自然に囲まれた」地域が多いです。

自然の中で生きていく知恵の一つが、その地域の木材を使用して家づくりをすることなのです。

もうお気づきでしょう。古くから山や森のような自然に敬意を払い、自然と共に生きてきた日本でも、この北欧スタイルに近い考えが根付いています。日本においても木造建築が主流になっており、家づくりにおいては、自然の素材の本来の良さを引き出すことに注力しています。

インテリアはカラフルかつおしゃれなものが多い

日本において北欧スタイルのインテイリアや家づくりはブームを呼んでおり、特に女性を中心に北欧スタイルのインテリアを愛好する人は多いです。

北欧スタイルのインテリアの特徴を一言で表現すると、「シンプルだけど、おしゃれで華やか」と言えるでしょう。これは、日本と比較しても冬の期間が長いと言われる北欧地域ならではの生活の知恵とも言える部分です。

雪深い季節になってくると室内で1日を過ごすことが必然的に多くなります。少しでも家の中での生活を楽しくするために編み出された工夫なのです。

北欧スタイルの家は窓が多い?

これも北欧スタイルの大きな特徴の一つと言えます。北欧スタイルの家では、窓が多く、しかもその一つ一つが大きいことに気づきます。
北欧地域は、北極圏に近い場所などでは「白夜」のように「一日中太陽が昇らない日」もあるほど、太陽の光が少ないことがあります。高気密・高断熱を追求しながらも、僅かな太陽の光を少しでも室内に取り入れようとする北欧スタイルならではの工夫なのです。

しかしながら、この考えには少し矛盾があるようにも思われます。「高気密・高断熱」と「窓が多い」という点は、一般的には相反する要素だからです。

これは、「室内の温度はどのようにして下がるのか」という視点で考えてみるとわかります。室内で温められた空気は、窓などの開口部から冷気が入ってくることによって冷まされていくのです。即ちこの考えに基づくと、「窓が多ければ多いほど、室内の温度は下がりやすい」ということになります。

この点、北欧スタイルの家では、「窓自体に断熱性を持たせる」ことで窓経由での室温の低下という問題を解決しています。つまり、ペアガラスや3層ガラスの使用により、気密性と断熱性を確保しているのです。

また、窓自体の形にも特徴があります。北欧スタイルの家では日本によくあるような引き違い戸はあまり使われておらず、回転窓の採用によって窓周囲のサッシと窓枠との間の隙間をなくしている事例もあります。

実例から学ぶ北欧スタイルのインテリアコーディネート術

シンプルだけどおしゃれかつ華やかな北欧スタイルのインテリアですが、ここからは実例をもとに、北欧スタイルのインテリアコーディネート術を見ていきましょう。

窓際のソファーは、カラフルな色調の布を取り入れつつ、北欧スタイル最大の特徴でもある木の温かみを活かしたデザインです。また、壁際に置かれているボックスや植木なども、木の風合いを感じることができます。このように、視覚で「見て」楽しむとともに、実際にその場でずっとくつろいでいたいと思わせるのが、北欧スタイルインテリアの長所なのです。

こちらも全体的に木の風合いを感じさせるインテリアデザインになっているのが特長です。無垢のフリーリングが北欧スタイルらしさを醸し出します。また、テーブルの下に敷かれたラグは、自然を感じさせる落ち着いたグリーン。全体的に自然の落ち着いた雰囲気を演出し、居心地の良い空間を作り出しています。

壁際に置かれているソファーはシンプルかつナチュラルで、落ち着いた印象です。面白い絵柄の壁紙に注目してみてください。こうした華やかなデザインを北欧スタイルのインテリアに取り入れていくと、あか抜けたイメージを醸成してくれます。

木の温かみを重視したデザインをそのままに、敷物やソファーの色を青に統一することで、最高におしゃれでさわやかな空間を作り出しています。

北欧スタイルのインテリア事例を紹介させて頂きました。おしゃれで「ずっとこの部屋で過ごしていたい」と思わせるような工夫を随所に見ることができたかと思います。いずれの事例にも共通して言えることは、デザイン性はもちろんのこと、長時間過ごしても飽きのこない、居心地の良い空間づくりを目指していること。このような視点でコーディネートしていくと、北欧スタイルのおしゃれな部屋が完成すること間違いなしです。

北欧スタイルの家の外観例

「北欧スタイル」と言えばインテリアだけが注目されがちですが、実は外観にも大きな特長があります。ここでは、北欧スタイルの家の外観事例を紹介します。

全体的に木の雰囲気が感じられる家です。外壁は白で統一されており、屋根は赤色でシンプルな印象です。窓枠やドアなど、木の風合いを随所に感じることができます。北欧スタイルの定型的なパターンですが、外壁、屋根、窓枠で華やかな色使いをしており、シンプルでありながらも飽きのこないデザインになっています。どこかに外出している時でも、帰宅するのが楽しみになるような家ですね。

北欧スタイルの本場・ノルウェーの街の一角の景色です。それぞれの家ごとに色使いが異なり、一見してバラバラのようですが、窓枠は白で統一されていたり、屋根の雰囲気や色もほぼ同じなため、全体的に統一感のある雰囲気になっています。

「ザ・北欧スタイルの家」という雰囲気の家です。一見すると海外の写真のようですが、日本のものです。注目して頂きたいのは、窓が多いこと。太陽光を最大限部屋の中に呼び込むことができ、明るい雰囲気の中で暮らしていけそうですね。真っ白な外壁もおしゃれで洗練されたイメージです。

北欧スタイルとBinoの家づくり

北欧スタイルの家づくりの根底には、「厳しい自然との共存」という不変のテーマがあります。そのテーマを見つめ、木の温もりやその地域の自然の風土を最大限活かした材料を選択するとともに、室内の生活をより充実させるためにデザイン性を重視したインテリアを取り入れることによって、家族全員が本当に憩える空間を醸成し、居心地の良い家を作りたいという姿勢が息づいています。そしてそれは、その家に住まう人たちの価値観を最大限家づくりにも反映し、家族の絆をより深めようとする北欧の人たちの努力の証なのかもしれません。

BinOでは、家族やその家に住む人たちの価値観を大切にして、あなたと家族が本当の幸せを得るための住まいづくりをご提案しております。

単に豪華な装飾や価値の高い材料を使うということだけではなく、一人一人のライフスタイルや価値観に寄り添うことで家族の絆を感じることができ、家族全員が心地よく暮らすことを大切にするべきと考えております。同時に「家族の絆」を重視し、家族一人一人にとっての居場所を作り出すという姿勢を大切にしております。

このような面からも、北欧スタイルとBinOの家づくりの姿勢は、どこか共通するものがあるのかもしれません。

まとめ

「北欧スタイル」とは、ただ単に家自体の外観のデザインやインテリアのコーディネート術を指すものではありません。厳しい外的な環境に順応して自然との共存を目指すとともに、家族との絆を大切にし、楽しく、活力ある生活をしていきたいという人々の願いそのものでもあります。

今回の記事で紹介した北欧スタイルの家づくりに対する考え方や、インテリアデザインを少しでも日常生活に取り入れることによって、家をこれまで以上に居心地の良い場所にすることができればいいですね。