新築住宅の床の色について。何色がベストなのか?

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マリコ

床の色を何にしようか迷っています。販売会社の人から白系の床がおすすめと言われたのですがそれでいいのでしょうか?

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オジさん

待ってください!人の意見だけで決めるのは危険ですよ。床の色はそれぞれに特徴があるので把握したうえで自分の家に合った色を選んでください。

新築住宅を設計する際に床の色を何にするかは誰でも悩むところです。床は面積が広いので色によってその部屋の印象が大きく変わります。今回は新築の床の色の種類とそれぞれが持つ特徴についてご紹介します。

新築の床の色はどんな色が良い?

新築住宅の設計は部屋の間取りや家具の配置など考えることがたくさんあります。その中でも床の種類を選ぶことは住宅の良し悪しを大きく左右する要素の一つです。材質を選ぶことも勿論重要ですが色の選び方も同じくらい重要な要素です。

床の色=部屋のイメージ

床は面積が広いので色によって部屋全体のイメージが大きく変わります。しかも面積が広いだけにたとえ色の選定を失敗したとしても簡単に張り替えられるものではありません。そのため床の色は新築の設計の段階で適切な色を選ばなければなりません。それぞれの床の色が持つ特徴やメリットとデメリットを把握して自分に合った床の色を選んでみましょう。

新築の床の色の種類

床の色は大きく分けて3通りあります。それぞれの色の種類をご紹介します。

白系

白系の床はウォールナット、アイボリーなどの代表的なカラーがあります。種類も豊富で取り扱っているメーカーも多いので新築住宅にも頻繁に使われています。住宅展示場のサンプル住宅でも多く見られます。特にウォールナットは白をベースとした木目調の色なのでただ単に真っ白なだけでなく自然をイメージさせる色なのでコーディネートもしやすく人気があります。

黒系

黒系はビターウォールナットやこげ茶色などのカラーがあります。一般的な住宅では中々目にしない色なので豊富な種類が揃っているわけではありません。一番のおすすめとして紹介されることも稀なので、よく考えて選ぶ必要があります。

茶色系

茶色系はオーク、メープルなどのカラーがあります。シンプルなカラーや木目調のナチュラルカラーなどの豊富なバリエーションがあります。茶色の人気のある床の色なのでメーカーのおすすめとして選ばれることが多いです。

それぞれの床の色の特徴

床の色にはそれぞれの色が持つ特徴があります。どの色にもメリットとデメリットの両方があるので、色々な要素を見極めた上で選んでみましょう。

白系の特徴

白系の床の色はホコリが目立たないという特徴があります。日常生活でよく見かける綿埃は白系の床の色と同化してしまうのでそこまで気になりません。また白はあらゆる色の中でも最も明るい色なので部屋全体も明るくなります。壁も同じく明るい色で統一すれば昼間なら電気を点けずに過ごせるくらいの明るさになるでしょう。

白は広くて明るい

他にも白系は部屋を広く見せられるメリットもあります。そのため広いスペースを確保したリビングにも使えますし、トイレや脱衣室などの狭い部屋を広く見せるためにも役立ちます。それ以外では白系の床の色はそれ自体があまり目立たない色なので多くの家具に合わせやすいオールラウンドな色とも言えます。

掃除が大変

反対に白系の床の色のデメリットは黒いゴミや汚れが目立つという事です。特に髪の毛は白系の床の上では非常に目立つので掃除の手間が人一倍かかります。そのためゴミが落ちやすい部屋や汚れやすい場所にはあまり向いていません。また白系の床は劣化した時の変色が非常に目立ちます。

床は長く使用していると日焼けや経年劣化によって変色することがあります。暗い色ならば多少の変色は目立たないですが、白の場合ちょっと変色しただけですぐに分かってしまいます。そのため白系の床は清潔感を保つために定期的にメンテナンスを行う必要があります。

ちなみにホテルやリゾート地などの商業施設では白系の床が多く見られますが、これは定期的にスタッフがメンテナンスしているからこそ常に清潔な床を維持できています。

トイレ・脱衣所は白がおすすめ?

トイレや脱衣所に白系の床の色を使うことは一長一短です。白系の床のすることで明るさと広さを引き出せますが、その反面汚れが目立ちます。トイレと脱衣所は服を脱ぎ着する場所なので髪の毛がよく落ちていますが、白系の床だと髪の毛は非常に目立ちます。そのため狭い部屋にも関わらず掃除が大変という非常に厄介なデメリットを抱えてしまうことにもなります。

黒系の特徴

黒系の床の色はゴミや汚れが目立たないというメリットがあります。ブラウン系の暗い色ならば日常生活で見かける髪の毛やゴミは同化していしまうのであまり気になりません。

高級感がある

また黒系の床には他にはない高級感があります。独特の雰囲気があり、主張力も強いので一般的な住宅との違いを出したいときにピッタリです。さらに黒系の床は多少の変色や劣化も目立ちません。新築で導入した時の品質を長期間に渡って維持できるので長期利用に向いています。

人を選ぶ色

反対に黒系の床は綿埃などの白いゴミは非常に目立ちます。そのため普段あまり掃除の手が届かない場所を黒系の床にするとホコリが溜まって非常に汚いイメージを抱いてしまいます。また暗い色なので部屋全体が狭く感じることもあります。

リビングの様な人が多く集まって開放的な雰囲気を出したい部屋には向いていないかもしれません。さらに黒系の床の色は明るい色に比べて一般的ではないので人を選んでしまいます。特に子供部屋の様な明るいイメージを出したい部屋の場合では黒い床の色は合わないでしょう。

茶系の特徴

茶色の床は黒系と同様にゴミやホコリが目立ちにくいというメリットがあります。各メーカーでも多くの種類を取り揃えており、選択肢も多いので一口に茶色と言ってもたくさんの色を選択できます。

最も使いやすい色

茶色の床の色は木目調のナチュラルカラーが多く、自然の雰囲気を出すのに役立ちます。茶色の床の色は多くの住宅に使用されているのでコーディネートしやすく実用性も高めです。目立ち過ぎない色なので家具やカーテンにアクセントを持たせたい人にも向いています。

凡庸で安っぽく見えることもある

反対に茶色の床の色は種類が多くてどこでも見かけるので、安いアパートやマンションでも見かけるイメージがあります。良く言えば実用性が高い色ですが、悪く言えばありきたりという事です。そのため床の材質次第では非常に安っぽい仕上がりになってしまうこともあります。

床の色の決め方

住宅の床の色はどんな色にしてもメリットとデメリットが存在します。ではどのような考え方で決めれば良いのでしょうか?ちなみに部屋の色は床→壁→天井と下から順に色を濃くして天井が一番薄い色である状態が基本とされています。

仮に全て全く同じ色にしてしまうとメリハリがなく目立たないのでどこかにアクセントを付ける必要があります。アクセントは床や天井だけでなく家具に付けることも出来るので部屋全体で明るい色ばかりでも家具が黒系の色ならば、それらを目立たせることが出来ます。

カタログの色だけで決めない

業者に新築の設計を相談すると大抵の場合、その業者が用意しているカタログを見てそれを参考にしながら考えます。カタログを見ればその業者が用意している床の色の種類を把握できますし、写真を見ることで部屋のイメージを想像することも出来ます。しかしカタログに載っている写真を参考にすることはあまりいいことではありません。

カタログは実生活とは違う

カタログの写真はサンプル用の綺麗な部屋で撮影しています。そのため実際に自分が住む部屋とは全く違う場所で撮影されたものです。新築住宅ならば最初の内はカタログのように綺麗な床の色を出せます。しかし月日が経つに連れてゴミが目立つようになり、経年劣化を引き起こすこともあります。長く住むことによって見えてくる要素もあるので床の色を決める際はカタログの写真を過信しすぎないようにしましょう。

おすすめは当てにならない?

業者と床の色について相談しているとおすすめの床を紹介されることがあります。このおすすめの床の色も過信すると後悔するので注意が必要です。

おすすめの床の色は様々な根拠によっておすすめとされています。それは単に設置件数が多いから・その業者が売り出したいから・職人が作業しやすいから等の裏事情が含まれていることもあります。つまりおすすめの根拠が自分の新築住宅に関連しているとは限らないので、自分の住宅にとってもおすすめとは言い切れません。

それぞれの床の色の特徴を把握する

業者が提供するカタログやおすすめを過信できないため、床の色を選ぶ際は事前にそれぞれの床の色の特徴を把握して事前に自分の新築住宅に合った床の色をある程度決めておく必要があります。

最も使いやすい床の色は茶色系です。茶色はフローリングの床の色として頻繁に使用されており、無難な色とも言えますがオールラウンドなのでどんな部屋にも合わせやすい色と言えます。はっきりとした特徴があるわけではなく、安い素材だと安っぽく見えてしまうので注意が必要です。

白系は部屋を明るく、尚且つ広く見せることが出来ます。数ある床の色の中で最も清潔感のある色なので来客用の部屋にも向いています。また家具やカーテンを目立たせたい場合は背景になるので、何かを強調させるためにも使えます。ただし汚れが非常に目立つので常日頃から掃除できる人がいない場合は見栄えが悪くなってしまいます。定期的な掃除を怠らないようにしてください。

黒系の床の色は高級感があります。独特の雰囲気を纏っているので他とは違う部屋作りをしたい場合に最適です。またゴミ・ホコリが落ちていてもあまり目立たず、経年劣化も起こしにくいというメリットがあります。しかし独特の雰囲気は逆に扱いづらいとも言えるので使える場面は限られてしまいます。

まとめ

新築の床の色を選ぶ際はそれぞれが持つ特徴を把握する必要があります。カタログや業者のおすすめなど人の意見だけを参考にして決めてしまうと後悔することになってしまうので気を付けて下さい。

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